〜人生をより良く豊かに生きるために、音楽の扉をひらいて感じる心を、表現する力を育みましょう〜
指導内容:
・拍子、テンポ、リズム、ダイナミクスなどを獲得するために、ドラムや様々な打楽器を用いた
グループワークを行います。
・ハーモニー、メロディ、フレーズなどに対する美的な感覚を養うために、ベルなどの音のある
楽器を用いて、様々な音の重なりによる響きの違いを学びます。
・布やスカーフ、紐などを用いた身体表現も行います。バランス感覚や筋肉の緊張や弛緩の体感
を通して、音楽の要素をより具体的に実感し、それを表現することを目指します。
一般的な音楽教室と、どこが違うのでしょう？
個人レッスンでは2人の教師により、１対２の手厚い対応を行なっています。また、ご要望や発達、障がいの状況に応じて、ていねいに目標を立て、課題を考え、使用する楽曲や楽器を吟味して選んでいます。
一人ひとりに合わせたオーダーメイドのレッスンを行なっているのです。
レッスンでは、各人に合わせて選んだ楽曲や楽器を使いますが、よりレッスン内での生徒の反応に対応して課題を選択するために、柔軟に楽曲のアレンジ、即興を行います。
レッスン内で創作された曲や、生徒の反応を把握し次回へ活かすためにレッスンはビデオで録画されます。レッスン後、映像から生徒の様子や反応、創作された音楽を記録、記譜、分析します。また、毎回のレッスンごとに評価を行い課題と目標の設定や修正を行います。その後、立てられた課題や目標に沿って楽曲を選ぶ、作曲をする、アレンジをする、楽器を選定し、より演奏しやすいように改良、改造するなどの作業を行なっています。
レッスン自体は30分間ですが、実はその2.3倍の時間をかけて準備をしています。それなので、各生徒にぴったり合ったオーダーメイドのレッスンを提供することが出来るのです。
講師
大塚百合花 (音楽療法士)
東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業、東京学芸大学特殊教育特別専攻科卒業。ノードフ・ロビンズ音楽療法クリニカルスーパービジョンプログラム修了。1993年より東京都内の様々な福祉施設や保健施設においてベビーから高齢者までの幅広い対象に音楽療法を実践する他、ピアノの指導、演奏を行っている。
